精密加工実用便覧
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精密工学会の総力を結集して編集!!
- 2000年12月26日発行
- 精密工学会編
- A5版 / 912頁 / 美装ケース入り
- 定価:20,520円(税込・送料込 / 本体価格19,000円)
精密加工の範疇に入る加工法を実用に即してすべて網羅.
第1章・形状創成概論,以降切削,研削,研磨,放電加工,
ビーム加工の全6章からなり,各編を加工機械・装置,実例に
基づく加工の実際,さらにトラブルシューティング例を挙げ解説.
執筆者総数150名.
編集委員 委員長 古川勇二(東京都立大学)幹事 海野邦昭(職業能力開発総合大学校) 第1章 海野邦昭(職業能力開発総合大学校)
第2章 森脇俊道(神戸大学)/ 帯川利之(東京工業大学)
第3章 青山藤詞郎(慶應義塾大学)/ 大石 進(青山学院大学)
第4章 安永(東海大学)/ 谷 泰弘(東京大学)
第5章 毛利尚武(東京大学)/ 国枝正典(東京農工大学)
第6章 宮崎俊行(千葉工業大学)/ 渡部武弘(千葉大学)
発刊に際して
精密加工実用便覧編集委員会
委員長 古川 勇二
平成10年度(1998年度)に精密工学会は,日刊工業新聞社との協力のもとで「精密加工実用便覧」を出版することを決定した.これまでも精密工作便覧(1992年),生産システム便覧(1997年)等を出版し,いわゆる”モノづくり”の基盤的知識とデータを提供し,わが国における産業技術の発展におおいに貢献してきている.これらの便覧は本格的ではあるが故に,内容が多岐でかつ深いものであるが,残念なことにモノづくり分野に身を置く技術者や技能者,さらには将来その道を志向する学生諸君にとってやや重厚に過ぎ,ハンディさに欠けるとの意見が多数にのぼっていた.そこで従来から,現場で見開きでき,かつ当面する課題の解決に的確な指針を与えることができる,いわゆる身近な実用的便覧の発刊が望まれてきた.この「精密加工実用便覧」は,精密工学会の総力を結集し編纂したものである.すなわちその構成は,加工技術の確たる伝統に根ざしたものであって,決して奇をてらったものではないが,その内容は伝統的に確立された知識の体系に加えて,関連分野の最新情報を盛り込んであるので,必ずやモノづくり技術者・技能者,さらには興味を抱いている学生諸君に,必要にして十分な情報を提供でき,満足していただけるものと確信している.